この間の丸田版わらしべストーリーその1
について書きました。
せっかくなのであの時に、
少しだけ触れた「衰退の話」もしますね。^^
うまく行っていた時、
成功要因はいくつもありました。
大きいところでは
- 言葉の壁によるライバルの少なさ
- 中間業者の少なさ。
- iPhone & iPadの特殊市場
- 規約違反による制裁
順に説明しますね。^^
1. 言葉の壁によるライバルの少なさ。
まさにこれはマーケット要因であり、
短期的に成功したマーケティング戦略ですね。
(半ば意図していませんでしたが)
香港人との会社は主に中国、
一部香港の商品を
日本のアマゾンと楽天を中心に売っていますが、
うまく行っていた当時、
アメリカのアマゾンでは同じ商品が日本よりも、
高く売っていたと思いますか?
それとも安く売っていたと思いますか?
実際にはアメリカの方が断然安かった!
んですね。
これの要因は恐らく、言葉の壁です。
距離は日本の方が断然近いのに、
日本語よりも英語を話せる人が多い。
その結果、中国人たちはこぞって
アメリカのアマゾンに出店したんですね。
なので日本ではまだ、、、
過当競争には至っていなかった。
わけです。
しかし、ここ5年で環境は一変しました!
まず、中国人も「日本儲かる!」ってことで、
すごい勢いで進出してきました。
さらには、日本人の中でも
情報業界で「物販」という単語が定着したのが一例で、
中国輸入のネットショップが儲かる!
という情報が随分と広がってしまいまして、
その結果としてかつての牧歌的な環境な失われ、
中国人と日本人が入り乱れる
「血で血を洗うバトルロワイヤル」
状態になってしまいました。
簡単に言ってしまえば、
アマゾンは安くないと売れないシステムです。
にもかかわらず今では、
アマゾンでの最安値競争は常軌を逸しています。
そんなので利益出るの??
と言う価格があったと思えば、
最悪の場合は
「詐欺」や
「乗っ取られてしまったアカウント」
が、絶対にありえない低価格で売っているものもあります。
解説すると、
詐欺は中国人が安値で客を集め、
アマゾンの入金システムの不備をついて
お金だけ受け取って、発送はせず、
さっさと逃げる奴らです。
(実際、僕も被害にあったことがあります。)
乗っ取られたアカウントは
文字通りハッキングで乗っ取られたアカウントが
常軌を逸した安値で売ります。
もちろん沢山売れますが、そのまま送りません。
他にも色々悪さをされるんですが、
犯罪を助長することになるかもしれないので
ここでは書きません。
とにかく、そんなアカウントと
「価格で戦うなんて出来るわけがありません」
その結果、、、
お客さんにとっても販売店にとっても、
最悪なことが起こります!
つまり、
お客さんはロクでもアカウントから買って、
普通にやっているお店は売れなくなります。
ありえないですよね。
もちろんこれは、ごく一部の話ですが、
中国からの輸入販売は、
そう言う被害に遭いやすい位置にいます。
今日は以上になります。続きはまた明日。^^