以前、弊社でWEB制作事業を始めた時に、わずか2年で
超一流企業Benesseから直接受注できるまでになったんです。
その方法、知りたいと思いませんか??
2005年、仲間のITエンジニアが集結して、
「自分たちを派遣する派遣会社」
として設立した株式会社アクシスネットワークス(弊社)ですが、
2006年に業務上の戦略の一環として、WEB制作事業を始めました。
その当時、長期事業計画の中で「必要だ」と思い立ち上げました。
でも、特に実績もコネも何もない状態だったんですよね。
それがたった2年で超有名一部上場企業であるBenesseさんから
直接仕事を受注出来るようになったんです。
我ながら、よくやったと思います。笑
その時に実際に僕がやったマーケティング方法を公開しようと思います。
うちのメインデザイナーは紙媒体では実績があったものの、
ウェブは1年未満のアルバイトのみの経験者でした。
ウェブ制作は
「デザイン(見た目)」の部分と
「HTMLコーディング(ウェブに表示するための形式で書く)」
の二つの分かれますが、この後者の部分でなかなかの新米。
僕も多少経験や適性があったので補助したものの、
僕のコーディング技術も素人に毛が生えたレベルです。
本当に
何のコネもなく、技術もなく。
ここからのスタートでした。
①最初にしたこと
最初にしたことは、デザイナーに「職安に行ってもらいました。」
もちろんですが、
いきなりクビにしたんじゃないですよ!?笑
職安で「ウェブデザイナーの募集」を探してもらい、
そこに営業を掛けてもらいました。
ウェブデザイナーを募集していると言うことは、
今自社でこなせていない、またはちょと無理してこなしている、
Webデザインの仕事があるわけですからね!
この方法で、最初の数件の仕事は取れました。
最初は顧客のオーダーを理解できていなくて、
プロとは思えないトンチンカンな受け答えをしてしまって、
後日意味がわかって、自分が無知過ぎたことを知り赤面!!!
なーんてこともありましたが(苦笑)、
これでしばらく実績を積みました。
②次はもう少し難しい仕事を求めて、、、
1年くらい実績を積んだ後はブローカー企業に登録しました。
ウェブ制作事業よりも1年先にほぼコネなしから始めていた
ITエンジニア派遣事業ですが、
そちらでは「ブローカー」企業がいくつかありました。
彼らを通せば中抜きが発生しますし、
正直言って粗悪な仕事をする所も多いのですが、
大きい案件は沢山持っていて重宝します。
デザイナーに探してもらった所、ウェブ制作のブローカー企業も
いくつかありましたので、そこに登録してみました。
多少、大きめの案件がいくつか入ってきました。
③とにかく学ぶ!そして価値提供!!!
当初は全く無知から始めた僕たちでしたが、
ここに一つアドバンテージがありました。
それは、
「新しいことを必死に学ぶことが当たり前の文化が出来たこと」
デザイン(見た目)以外の実績はほとんどなく、
はっきり言って技術も他社以下から始めた弊社でしたから、
常に、
「仕事を請けてから、絶対に出来るようになる!する!」
と言うスタイルでしたから、常に必死に学んでいました。
ですから、ある程度実力がついて来ても、
「ちょっと背伸びかも?位の案件を請けてから、必死で学ぶ」
ことが、当然の流れでした。
そこで、ブローカーを通した案件も、そう言うものを請けました。
いきなりありつけたベネッセの仕事は
ブログシステムを使うと効率化できそうな案件でした。
先方の担当者の手間なども考えた上で、
それが最適解のように感じました。
自分としては経験がない分野でしたが、
思い切って先方に提案して、受け入れて頂きました。^^
ここでのポイントは
・経験がなくても恐れなかったこと
・兎に角、顧客の立場に立って必死に考えて最善を尽くしたこと
の2点です。
僕らの必死さは確実に先方に伝わっていました。
どうもこの時点で、ベネッセの「ネットマーケティング部」の主要メンバーに
我々の好印象な情報が伝わっていたようです。(後日気づいたこと)
④継続案件を任される
好印象を持ってもらった我々と対照的に、悪い印象ばかりだったのが、、、
ブローカーの会社です!笑
世の仕組みだと思って我々は意に介してなかったですが、
彼らは我々からみたらもちろんのこと、ベネッセから見ても
・仕事はしないのに金だけとる
・いつも自分たちの都合だけでものを言う
・仕事を進める上で、何の役にも立たないどころか邪魔でしかない。
状況でした。ベネッセ側が苛立ちを見せていました。
そんな中、最初の仕事が時々更新が必要なもので、
毎回の作業量が少なく、金額も2−3万円のものです。
しかも突発的に発生する可能性があるそうなのです。
ベネッセ側から、ブローカー会社が居ることで、
更新作業に支障が出ると言われました。
それもそのはず。彼らが居るだけで、
1発注に1週間以上無駄なタイムラグがあるんです!
そして弊社に対して、
「ブローカーを通す合理的な理由がありますか?」
と問われました。要は、直接やりたいと言うことですね。笑
さすがにブローカーには申し訳ないと思いましたが、
彼らがちゃんと仕事をしないことによる自業自得状態。
我々も相当に迷惑していましたし、通したところで、
案件が小さすぎるので彼らの懐にもほとんど入りません。
そう言うわけで、直接契約にで継続することになりました。
他の案件でも同様のことがありました。
本当に客先から嫌われるブローカーで、迷惑な反面、
「ここまで酷いと逆いありがたい」
と正直思ってしまいました。
だってお客さんが直接契約を持ちかけてくれますからね。笑
長くなったので、2回に分けますね。
既に直接受注までは書いてしまっていますが、ここからが本番なので後編に乞うご期待!^