「わらしべ長者」のお話、知らない人居ませんよね?
マーケティングって何なの?
って思う人が多いのでこの話をするんですが、
わらしべ長者って、
そしてビジネスで成り上がるのって、
かなりマーケティングのお話だと思うんですよ。
そもそも普通に考えれば、
貧乏で何も持ってない男が、
長者になんてなれないですよね?
彼が観音様にお祈りした時には、
まさか長者にまでなれるとも思ってなかったと思うんです。
そもそも地位も軍資金もコネも無いんです。
そして観音様の声を聞いて、すぐに転んで、
最初にわらを掴みました。
その後の展開はみなさんもご存知の通り、
ステップ バイ ステップ!!!
残念ながら彼自身には何の戦略もありませんでしたが、
それでも観音様の声と「流れ」に身を委ねて、
一段ずつ階段を登って行きました。
そうして
一歩ずつ、長者に近づいて行き、
そして、なってしまいました。
一足飛びで長者になれるのは
極々一握りのラッキーな人だけですが、
わらしべ長者方式だと、
万人にそれなりの確率でチャンスがあります。
同じような経験が僕にもいくつかあります。
一例を挙げますね。^^
僕は香港人のパートナーと輸入品ネット販売
(情報業界で言うところの「物販」)を
全くのゼロから始めて、それが育って、
4年くらい前は年商6億円を超えて居ました。
ちょっとした長者ですよね。笑
(その後、マーケティングをしなかったために
衰退してしまった悲しいお話はまたの機会に。笑)
この時のわらしべストーリーです。
時を遡ること2005年、
当時の私はそもそも香港には
「何の興味もありませんでした」が、
「香港に銀行口座を開く!」
と言う趣旨の書籍に影響を受けてしまって、
新婚旅行も兼ねて、香港に口座開設に行くことにしました。
多分、キッカケになった書籍が観音様の声ですね。笑
かと言って、実際に香港に行く時もまだ、
銀行口座以外には何の興味もなくです。笑
しかし行ってみると、、、
最初に地面を踏みしめた時から何だかもう!
「ドキドキとワクワク」が止まりませんでした♪
何かはわからないんですが直感で、
「香港が僕を呼んでいる!」と思いました。^^
多分、これが二度目の観音様の声。
なので帰国した僕は、
まずは香港に友達を作ることにしました。
そして偶然、当時のYahoo!オークションで、
外国人、特に香港人が沢山入札してくる
まさにこれだ!と言う商品を発見しました!
そう言うわけで、利益云々はまず置いておいて、
とにかく人脈づくりのために、
その商品を継続的に出品し続けました。
しかもここで香港の銀行口座が活きました。
他の出品者は当然、
香港に銀行口座なんて持って居ません。笑
なので、落札した香港人が一番面倒なのが決済です。
その点、僕は香港の銀行口座がありました。
「落札したら決済は香港内送金でOK!」
これは最高のUSP(差別化できる点)です!
そうやって順調に知り合いを増やして、
少しずつ親しくなって、
取引以外の事もメールで色々な話をして、
日本や香港で実際に何人かに会ってみて、
とても信頼できる、そして日本語が上手な
一人の香港人と組むことになりました。
彼は当時はサラリーマンで、
香港にある日本企業の出張所に働いて居ました。
副業で、中国の雑貨をほんの数種類、
日本のYahooオークションで売って居ましたが、
彼がたまたま見つけた時流に乗った商品が
その時は売れるし儲かるっているらしいんですが、
顧客対応と発送作業で、
寝る暇がないらしいのです。
なので僕が仕事の傍、顧客対応と発送を
手伝うことになりました。
彼は仕入れと出品に専念して、
商品はまとめて僕のところに送ります。
また日本国内発送になることにより、
他は香港か中国からの発送だったために、
ライバルと差別化できて、
ライバルよりも高価格で売ることができました。
その後、商売が育ちだしたために
共同で会社を設立して、
彼もサラリーマンを辞めて専業となりました。
その後も売れる商品を
何年もかけてコツコツと発掘して、
オークションだけでなくアマゾンに出店し、
そのうち楽天にも出店し、
彼との出会いから7-8年で、
年商6億円を超えるまでなりました。
このビジネスパートナーを僕の
そして僕を彼の
お互いの
「超VIPロイヤルカスタマー」
と捉えれば、
これがマーケティングでなくて、
何がマーケティングと言うのでしょう!
最初は客寄せ商品に集まった
見込客の中に彼は居ました。
そして徐々に関係構築して、
お互い共感するところを見つけたり、
同じ価値観をお互い育てたり、
マーケティングピラミッドの中の階層を
階段で一段ずつ上ってもらって、
より関係を強化して、お互い成長して、、、
逆もまた然り。
僕も彼の中のマーケティングピラミッドの中を
一階層ずつ登って行きました。
なのでこれは決して夢物語でなく、
現実の延長線上に描かれた大きな成果です。
お互い最初から明確な最終ゴールが
見えて居たわけではないですが、
それでも最初にワラを掴んだ瞬間からこの結果を
自らが意図して引き起こした自負はあります。
もっと欲張って再現性を高めるとすれば、
- 最終ゴールの形
- 目標までのステップ バイ ステップ
この二つを最初の時点で、
より明確に描けば描くほど
すごい勝率であなたは成功を収めることが出来ます。
それを行うことが「マーケティング」の一側面です。
(他にも幅広いんですが。。。)
ちなみに私たちに「一時期、年商6億円超」のビジネスは
その後、かなり衰退して居ます。
これもまた
「マーケティング全くしなかった」
ことが最大の敗因です。
これが、私がマーケティングに目覚めるキッカケの一つとなりました。
なぜ衰退したのか?の詳しい話はまたの機会にしますが、
マーケティングがビジネスの成否を分ける!
と言うことだけは、今日皆さんに伝えておきたいので、
失敗した話も先にお伝えしました。^^
今日は以上です。
今日も長文にお付き合いいただき、ありがとうございます!