初恋ゲットのマーケティングテクニック その1-関係構築(未知客〜リード〜フロントエンド購入顧客)

今日もあまりお堅いネタではないのですが、恥ずかしながら私の初恋の話です。

と言うのも、私の初めて実った恋は、我ながらびっくりするくらいの大金星だったんです。
28年も前のカビの生えた話ですから思いっきり自慢しちゃいますが(笑)
いまいちパッとしない私が、めちゃくちゃ可愛くて、性格も成績も良い愛ちゃんに一年ちょっとの計画で

全く面識がない状態から彼女になってもらった

と言う、夢の様な体験だったんですよね。^^

そして後日、「どうしてこんな幸運なことが起こったか?」と思い返してみると、思い当たる勝因は一つしかなくて、それは当時の僕はなかなか意識的に

各所にマーケティングテクニックを使って居たから

だと思うんです。

なので、ここで甘酸っぱい話を公開することにしました。笑

さて、何から書きましょう。。。

私が愛ちゃんに初めて会ったのは高2の初め。
当時仲が良かった友人が2年生にして突然「理化学部」に入部したと言うことで、花火だか火山だか(いろんな化学薬品を使っての実験)をやるから来いと誘われて、見学に行った時でした。

愛ちゃんは新一年生で、一年生の女子と集団になって話して居ました。
「すごい可愛い子がいるな。しかも性格良さそう。(あくまで外見判断。笑)」と思ったものの、理科室は広いじゃないですか。
初々しい一年生の女子の集団とバカな2年男子の集団とは

心理的にも物理的にもかなりの距離があり(笑)、

向こうにはこちらを認識すらして居ませんでした。
その後、何度か廊下ですれ違ったりすることがあっても、当然挨拶も出来ない間柄です。
でもある日、「なんだかもう好きになってきたかも」と思ったので、うまくいくかどうかは別として

ステップ1:とにかく計画を立てることにしました。

難しい物事をよりよく進めるには計画を立てるのが一番です。計画を立てて、実行するのが嫌いな私が言うので間違いないです!(威張って言うことでもないですが。。。笑)

そう言うわけで計画を立て始めたのが、高2の6月か7月くらい?

この際の重要事項として、私の出身の長崎県佐世保市には大学が一つしかなかったのとので、基本的に進学する時はみんな全国に散ってしまいます。

つまり、うまく行っても一緒に居られるのは多分、高3の3月まで。

万一全てが上手く行ったら、せめて半年は青春を満喫したいじゃないですか!(←ここ、受験勉強に打ち込むと言うスケジューリングが抜け落ちてます。笑)

そう言うわけで逆算すれば、遅くとも告白は高3の9月ごろ。
もちろんなる早ですが、、、
当然、告白なんて決死の一大事です。
やるからには多少の勝算を持って臨まないといけないわけですから、焦りは禁物です。じっくり1年3ヶ月かけて、ほぼ面識がない状態から

段階的に十分に関係構築してから
告白(超バックエンドのオファー)することにしました。

ステップ2:関係構築(未知客からリードへ)

そうと決まれば、まずはフロントエンドの「挨拶をする関係」にならないといけません。笑

ここは例の友人を使って、彼が僕を部活の見学に誘う様に会話で誘導し
(中村、ゴメン。笑)、見学に行きました。

そして薬品棚の近くに陣取りました。
だって薬品棚は、実験の前後や最中に
必ず薬品を取りに行く必要があるでしょう?^^

そのあと彼女が薬品を取るために近くを通った時に
計画通りそれとない一言をかけて、
この日の目的は達成!

覚えてないですが、多分、私が彼女に初めてかけた言葉は
「一年生?」だった様な気がします。

私「一年生?」
彼女「はい。^^」

たったこれだけで、この日のミッションは達成。
だってこれで

次に彼女と廊下で会った時には挨拶が出来るでしょう?^^

これって通りすがりの未知客から、オプトインを取ったリードに移行したんですよね。
向こうからはほぼ見ず知らず、それもめちゃめちゃ可愛い女の子に話しかけるのなんて自分自身が全く無理な性格でしたから、ここで焦ってはいけません。
そんな私にとっては

「まずは小さい階段を確実に一歩ずつ登る」

これが大事な事なんです。^^

こうして私は彼女に少しだけ認識してもらうことができて、挨拶を交わせる間柄を手に入れました。

次はそこそこ仲良くならないといけません。そこで

ステップ3:関係構築(リードからフロントエンド顧客へ)

まずはザイオンス効果を使うことにしました。

「接触頻度が多いと人は自然と好意を持ちやすい」と言う、アレです。笑

彼女とは学年も違うしほぼ接点がないので、まずは自分を「学校内でどこにでも出没するキャラ」に設定することにしました。
放課後は常に部活の前後で用もないのにブラブラする様にして(しかもなぜ以下移動は小走り)、特に彼女が現れやすいバス停の方は、よく友達を送って行きました。

そんな風なので全然関係のない友達に、「あれ!?さっきはXXXの辺りにいたのに、なんで自分よりも先にバス停に居るの!?」と言われる感じです。まさに神出鬼没。笑

おかげで当然、彼女とも数日に一回はすれ違えます。

次は彼女の心に引っかかる様に、

個性を打ち出して他との差別化を図りました。

当時の私は、「まあまあ地味だけれども結構変わった人」だったので、一か八かでそのUSP(ユニークセリングポイント)を打ち出します。

例えばですが、、、
当時は土曜日は昼まで授業でしたから、土曜日の部活の前にお昼ご飯でしょ?
ある日私は弁当にご飯しか持って行かずに、近所のスーパーでボンカレー(辛口)を買いました。黄色の箱のやつ。(本当は学校を抜け出して何かを買うことは禁止です。厳しい学校でしょ?笑)

そして、ボンカレー(辛口)を持って、意気揚々と理科室に向かいます。
彼女は熱心と言うか、ある意味部室的な感覚で、活動がない日もほぼ毎日、2−3人の仲良しグループで理科室に居るのを既に知っていたからです。

そして理科室をノックして、彼女に鍵を開けてもらうと
「中村は居る?」と、居ないのを百も承知で
僕と仲がいい友人の名前をダシに使います。涼しい顔で言ってますが、本当は心臓バクバク。笑

彼女は「今日は居ません。」と当然の返事です。

残念そうに「そうかー。どうしよう。。。」とかなんとか言いながら、ボンカレーを温めるためにアルコールランプとビーカーとスタンドを貸してもらえないか交渉します。

そうやって、ボンカレーが暖まるまで居座ってから少しだけおしゃべりもして、機材を洗って返して、さようなら。笑

結果は、、、変わって居るけど面白い人と受け取ってもらえたみたいでした。(多分だけどw)
よしっ!!!!!!!!!笑

次の作戦は自分のメインの部活である水泳部の活動が出来なくなる時期(10月くらい?)からの「理化学部への入部」です。

ついにリードからフロントエンド購入顧客への階段を登るわけです。

ところが夏休み明けて、困ったことが起きました。
夏休み明けの化学の実力テストが30点台で、順位も当然かなり下の方だったんです。自分の努力が嫌いな性格もありますが、当時の化学の先生の人間性が大嫌いで、ついには

「教科書も見たくない!アイツの顔を思い出すから!」

と言う末期的症状だったんですよね。笑

気の回しすぎかもしれないですが、理化学部入部を密かに画策して居るのに、

こんな点数では何かの障害になるかもしれない!?

と言うことで、次の模擬試験までに猛勉強して、化学は学内で3位になりました。策略ばかりの私でしたが、たまには努力もしますよ。はい。笑

そして、満を持しての理化学部入部チャレンジですが、、、
実はこれは、結構ハードルが高かったんです。汗
2年生の春で入る人もほとんど居ないのに、2年生の文化祭も終わった後(文化祭は9月中旬)から入る人なんて皆無ですから。

それに一応、学校側は自称「進学校」を名乗って居ましたから、3年生は文化祭にもあまり出ません。もう隠居みたいなものです。

さらに、理科の実験は当然多少の危険も伴うのですが、そんな老い先短い生徒にわざわざ指導するのも手間です。なので理化学部の顧問の先生に

「今更こんな時期に入って、何をするつもりなのか理解に苦しむ」

みたいなことを言われてしまいました。
もちろん、この計画には私の恋の成就がかかって居ますから、私は簡単に引くわけには行きませんよね。笑

「最近化学に目覚めたんです!その証拠に実力テストも化学は1ヶ月で300位から3位まで上がりました!」みたいな感じで、ここぞとばかりに実力の向上を誇示しました。笑

とにかく私が一歩も引かないので、最終的には先生が譲歩して、「現部長(同学年で引退間近。ちなみに彼も友達。)が許可するなら、好きにすればいい。」と言い渡されました。

私「これこれこう言うわけで、入部していい?」
部長「よし。許可する。」

と、最後はあっけなく一件落着。笑

ついに彼女と同じ部活の先輩と後輩!(ある意味こっちが後輩)

の地位を獲得するに至りました。
ついに、「見込み客から、フロントエンド商品の購入客にステップアップできた」、そんな感じです。

一記事で書き切るつもりでしたが、自分で思ったよりおも随分と長くなってしまましたので(現在3600文字超)、予定を変更して3部作くらいにしたいと思います。

以後、ご期待ください。^^

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